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スマホから使う

出かけている間にAIが答えを出しても、席に戻るまで気づけません。「10分前に終わっていた」 ということが普通に起きます。スマホからの画面は、そのための機能です。どのタブが何を しているかが一覧で見えて、その場で指示を返せます。

準備には3つの段階があります。どこで止めても構いません。

スマホで見た SHIKISHA-TERM。複数のAIが並び、それぞれ作業中・待機中・完了が分かる

1. 同じWi-Fiの中だけ ── 何もインストールせずに使えます

Section titled “1. 同じWi-Fiの中だけ ── 何もインストールせずに使えます”

設定を開いて「スマホ」の項目にある 外出先やスマホから、状況の確認と指示ができる ようにする をオンにしてください。QRコードが表示されるので、スマホのカメラで 読み取ります。

これで完了です。スマホには何もインストールしません。アカウントも作りません。そして、 あなたの家から出ていくものもありません ── 画面を配っているのは、あなたのPCの中で 動いている小さなWebサーバーです。スマホはそこへ直接つないでいます。

その代わり、家の外からは届きません。 そのWi-Fiを離れると、アドレスにたどり着け なくなります。また、同じネットワークにいる他の人からもアドレスは見えます。開くには QRの中のアクセスコードが要りますが、扉があること自体は知られます。

カフェからPCにつなぐには、両端を結ぶ仕組みが要ります。といって、このプログラムが あなたのPCをインターネットに公開することはありません。それは、あなたが前にいても いなくても開きっぱなしになる扉だからです。

Tailscale は、別の方法でこれを解決します。あなた自身の 端末だけでプライベートなネットワークを作り ── PC、スマホ、ノートPC ── それぞれに、 そこにしか存在しないアドレスを割り当てます。通信は端から端まで暗号化され、2台の あいだを直接流れます。個人利用は無料です。そして、これは我々の製品ではありません。 運営もしていませんし、中身を見ることもできません。

  1. PCとスマホの両方にインストールする ── tailscale.com/download
  2. 同じアカウントで両方にサインインする
  3. PCで設定をもう一度開く。「スマホ」の欄が Tailscale(100.x.y.z)が使えます に変わっています
  4. あとは、さきほどと同じようにQRコードを読み取るだけです

このプログラム側でする操作は何も増えません。プライベートなアドレスがあることに自分で 気づいて、そちらを案内するようになります。

3. ホーム画面に置く、通知を受け取る

Section titled “3. ホーム画面に置く、通知を受け取る”

スマホのブラウザには、「安全な接続」と認めたページにしか許さない機能が2つあります。 アプリのようにホーム画面に置くことと、ページを閉じていても通知を届けることです。 ここでいう「安全」とはHTTPSのことで、どれだけプライベートなネットワークであっても、 http:// のアドレスは認めてもらえません。

Tailscale なら、本物の証明書がついたHTTPSを用意してくれます。1行だけ、一度だけ、 端末のどのタブでもよいので実行してください。

tailscale serve --bg 8787

(設定でポートを変えている場合は、その番号に読み替えてください。)プログラムを再起動 すると、「スマホ」の欄が HTTPSで配信しています に変わります。QRコードが運ぶ アドレスも https://自分のPC名.自分のtailnet.ts.net になります。

スマホで画面を開き、ブラウザのホーム画面に追加を使ってください。アドレスバーの 無い状態で、専用のアイコンから開くようになります。見た目はインストールしたアプリと 変わりません。

ただし、そのアイコンが役に立つためには、接続の許可がブラウザのタブより長く保たれる 必要があります。そうでないと、開いた瞬間に「もう一度ペアリングしてください」と言われ、 そのためのQRを読もうとするとブラウザが開いてしまうので、アイコンからは二度と入れません。 そこで、「スマホ」設定のトークン固定をオンにしているときだけ、ホーム画面への追加を 案内するようにしています。

その設定には**(危険を承知で)**と書いてあり、これは言葉どおりの意味です。アクセス コードが変わらなくなり、そのスマホの中に残り続けます。つまり、そのスマホを手にした人は 画面を開けます。ほかのサービスで「ログインしたままにする」を選ぶのと同じ性質の 割り切りです。それが嫌なら、ここは飛ばしてください。この先の話は、オンにしなくても 動きます。

タブが答えたら通知を受け取る

Section titled “タブが答えたら通知を受け取る”

設定の通知で宛先を追加し、種類にスマホを選びます。そのうえで、スマホ側で 同じ設定ページを開き、この端末を登録を押してください。ブラウザが許可を求めてくるので、 許可します。

あとは、通知してほしいタブで「応答完了時に通知」をオンにするだけです。届くのはタブの 名前と答えの書き出しで、タップすると、その答えと入力欄だけの小さなページが開きます。 「うん、進めて」と返すために、PCの前まで戻らなくて済みます。

Androidとパソコンでは、通知にトークン固定は要りません。必要なのはホーム画面の アイコンだけです。

iPhone と iPad は順序が逆になります。 Appleは、ホーム画面に追加したものにしか 通知を配りません。Safariのタブでは、通知を受け取る仕組みそのものが用意されていない からです。そのためiPhoneでは、ひとつ前の「ホーム画面に置く」が通知の前提になります ── トークン固定も含めて必要です。追加したアイコンから開き直したうえで、登録ボタンを 押してください。

通知の本文は、あなたのPCを出る前に、そのスマホ宛に暗号化されています。運ぶのは ブラウザメーカーのプッシュ配信サービスですが、運べるだけで中身は読めません。あいだに 我々のアカウントが入ることもありません。そもそも、我々のサーバーが存在しないからです。

  • PCが起動している必要があります。 ここまでの機能はすべて、プログラムの中で 動いているWebサーバーです。電源の落ちたPC宛に通知が溜まることはありませんし、 あとで届けるためにあなたのデータがどこかに預けられることもありません。
  • 我々には何も見えません。 プライバシーポリシーをご覧ください。 短く言えば、見えるものが存在しません。